風量発電問題点

 

これまでの風力発電の主流であったプロペラ型(水平軸型)は、1方向の風しかとらえることができませんでした。今回弊社が発売する<風JIN>では、垂直軸型と呼ばれるダリウス型とサボニウス型を採用しているため、全方位の風をとらえることができます。
そのため風向きを選ばず様々な風を捉えるため、乱気流にも対応して継続的に発電し続けることを可能にしました。さらに当社では、最適な風が吹いている場所を提供しております。計測器を立てて、どれくらい効果があるか確認をしています

 

風力発電設備はブレード(風車部分)の急激な回転速度上昇により大きな音を発するので、騒音が問題となっておりました。<風JIN>は2種類の風車形状を採用して発電効率を高めているため、急激な回転速度上昇を抑え比較的ゆっくりとした回転(定格速度230rpm)での効率的な発電を可能にしました。
それにともない発電時(ブレード回転時)の騒音を基準騒音レベルでは59db(普通の会話と同等レベル)、平均風速5m/sでは50db以下(エアコンの室外機と同等レベル)にまで抑えることに成功しました。
それにより大型風力発電で問題となった低周波も発生いたしません。

 

国内風車認定取得モデル

<風JIN>は日本海事協会(ClassNK)発行の型式認証(国際規格IEC61400に準拠)を取得済み。

 

風力発電設備はブレード部分(風車部分)が回転することで発電するため、振動が伝わり安定性の部分で問題がありました。そこで風力発電設備のブレード部分を支える架台(軸)を2重に設計することで強度を高め、タワー部分にゴム製のクッション材を設置し振動を吸収させる事で、これまでにない安定性を実現することを可能にしました。
これまでの風力発電設備では、家の屋根に設置してもプロペラの振動が家に伝り家自体も揺れてしまうほどで現実的ではありませんでしたが、安定性の向上により家などの建築物への設置を可能にしました。